200年後も、ずっとキミを。
商店街を駆け抜けた。
近所のおばちゃんとか、顔なじみの八百屋のおじさんとか、あいさつしてくれたけど状況見ようよ・・・。
こんないっそいでる子に話かけんな!
カンカンカンカン・・・
うわ!最悪!ここ、一回遮断機降りたら、10分は開かない場所じゃん!
どうしよォ・・・!!
「朝陽!乗れ!」
「―え?」
振り向いた瞬間、海斗の手がわたしの腕を掴んだ。
「ちょちょ!?離してよ!」
「良いから、飛び乗れ!」
腕を掴まれている私は自転車の海斗に引きずられるようになっていた。
「ちょっと・・・」
「早く!飛ぶぞ!」
「・・え?」
バッと自転車の後ろに飛び乗った。
次の瞬間・・・