200年後も、ずっとキミを。
「ここを、つつつーと伝って・・・」
手に汗をかく。
こんなコトなら、遅刻ばれた方がよかったんじゃないか・・?
「ピョンと飛び乗る!」
教室の中が見えた。
なんとか、窓枠にしゃがみ込めた。
でも、みんなの顔が青い・・・。
なんで?
ぬっと知冬の後ろからでかい影が出てきた。
「・・・え・・っとォ・・・」
「ピョンと飛び乗る!じゃ、ねえぞ、寺西ィ・・・!」
「スィマセーーン!」
必死にあやまっている私をよそに、海斗はまた口パクで「ばーか。」
と言ってくる。
知冬も苦笑いで、泰樹なんか爆笑している。
・・・なんで、私バッカ・・・。