200年後も、ずっとキミを。

河川敷を通る。


夕陽が、海に沈みそうで。


そらが真っ赤になっている。



「・・・・・」



「・・・♪」


鼻歌まじりで、音楽聞いてる海斗に話しかけるのは悪いなって思って、ただずっと海斗の背中によりかかっていた。



―いつか、この背中がどこかへ・・・。

私を置いて、一人どこかへ行ってしまう気がして・・・怖かった。



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