200年後も、ずっとキミを。


「・・・って、今何時!?」


ガバッと起きあがると時計はもう6時45分を指していた。

・・・やばい!寝てしまった。



「ああ!もう、なんで寝ちゃうかなー??ああ!7時に約束してたァ!もう~~」



しかも、頭に寝癖がついている。


夕陽(ゆうひ・弟)のワックスを借りて、軽くなじませて家を飛び出した。


自転車にまたがる。


こぎ出したが、重たい。



「・・・・」



「あ!パンクしてたんだ!最悪・・・!もーーー!!」


走った、とにかく。




「ハァ・・・ハァ・・・。」



「もう、朝陽遅い!13分遅れだよ!」


「・・ゴメン・・・ハァ・・ハァ・・あの、ね、寝ちゃって・・さ・・・」



「はいはい、じゃ、買いに行こう!」


「うん。」



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