200年後も、ずっとキミを。
思いの裏の裏の裏。つまりは嘘。 海斗side
「スキ、」
突然の告白。
罪を犯しているこの自分のコトをスキと言う。
「ち、冬・・?」
ビックリしたどころの話・・じゃない。でも、・・・じゃない。
「あの、ずっとスキだったの。あの、ね。」
ずっと・・・?
「知冬、まって。俺は・・・」
「・・・え?」
「・・・知冬俺、好きな人いるんだ。」
「・・だ、誰?」
「・・・言えないけど、とても大切な人だよ。」
―未来に残してきた。
たった一人の・・・。