200年後も、ずっとキミを。




夏休み、初日。


夏の、補習でございます。



「ぎゃははー!これ、見ろよ!」

※補習中

「ちょ、自分の机に落書きしてよねーー!!」

※補習中

「バカ、消すな!俺の生きた証だ!」

※補習中

「何がー?アホじゃん!」


※何度もいうけど、補習中


アホじゃんって言ったのが、ダメだったのか?


なんか、しゅん・・となった海斗の顔が忘れられなかった。



「ドアホーーー!!おまえら、進級できねえぞ!!!」


キーンて耳鳴りがした。


「ビックリした・・」


「・・・俺も」



「ビックリしたじゃネェええ!!おまえ等、そこに直れ!!」



ビシッと姿勢を正す。


他の補習を受けてる奴等は、バカを見るような目でこっちをみて笑っている。


「そもそも高校というのはな・・・で・・・~~が、~であって・・・だから・・・・・、・・・は、・・・だから・・・・」



あー、始まった。

この説教長いんだよねー。



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