200年後も、ずっとキミを。


なんで、知冬が



海斗と一緒にいるんだろう。




サーッと目の前が真っ青になった。


そのまんま、樹にもたれ掛かって地面に座り込んだ。



「・・・だから、なんで!?なんで、私じゃないの!?」



知冬の声が・・ 


きこ・・え・る。


ああ、暑さのせいかな?


意識がはっきりしなー・・い。


ああ、ドラマ見なきゃなんだけどな・・・



盗み聞きみたいで、なんか悪いな・・・。



ああ、でも。

たてないし。




「・・・だから、俺には大切な人が・・・」



「誰!?」



「言えないけど」


< 71 / 137 >

この作品をシェア

pagetop