200年後も、ずっとキミを。
数日後。
俺の裁判があった。
「おまえの、刑を言い渡す。」
裁判官が、こちらを見つめる。
俺もにらみ返した。
―ああ、覚悟してるさ。
処刑されるほどの罪は犯している。
“覗いてはいけない、過去の事実”
それを知ってしまったんだ。
100年まえの、事実を―・・・。
さあ、俺の罪はどう償えばいいんだ?
「未踏 海斗(みとう かいと)を“過去流し”の刑に処する。」
― カ コ ナ ガ シ ・・・ ?
何てこった。
俺の計画は全て 終わった。