200年後も、ずっとキミを。

「前も言ったけど・・俺には」



「大切な人ってだれなの?」


「・・・は?」



「・・・だから、なんで!?なんで、私じゃないの!?」


・・・普段の知冬からは考えられないほど強い口調で言ってきた。



ビックリしたのは、それだけじゃなくて。



知冬の後ろの樹の陰に。



・・・朝陽がいたことだ。



しかも、突然座り込んだ。



・・・ドラマ見るとかいってたのによ・・・。



こういう場面に居合わせるとは。


運が悪いな。



< 80 / 137 >

この作品をシェア

pagetop