200年後も、ずっとキミを。
大切なもの。 朝陽side
「―え?何?いまから?」
ドラマの再放送を見ながら、ソファで寝転んでいた。
突然の知冬からの電話。
『そう、ストバス広場に来てくれるかな?話あるんだ。』
―・・・なんの話だろう・・・。
さっき、海斗と知冬のあんな光景みたから、少しイヤだった。
「・・・わかった。少し遅くなるよ?」
『じゃあ、待ってるね。』
プッ・・ツーツー・・・。
電話は切れた。
何の話だろう。
・・・海斗の・・こと、かな?