希望のあしたへ
陽菜は由佳の言葉にも申し訳なく思い引け目を感じており、この由佳の申し出を断ってしまう。
「良いの、あたし小さな頃から何度も入退院を繰り返しているでしょ、テレビカードもばかにならないのよ、だから少しでも節約しないと。それにラジオの声だけで楽しんでいた方があたしの頭の中でどんな顔をしているんだろうって想像力を膨らませて楽しむことが出来るもの。結構それも楽しいのよ」
「陽菜ほんとにそれでいいの? 病気で辛い思いしているんだから我慢する必要ないんじゃない」
「そういう訳にいかないよ、こんな病気になっちゃって迷惑かけているのはあたしなんだから」
病気になってしまっただけでも迷惑をかけてしまっていると感じている為、わがままは言えないと思い伏し目がちに言う陽菜。
「そんな迷惑だなんて思わなくていいんじゃない? さっきも言ったけどあなたは誰よりも辛い思いしているんだからその位のわがまま言ったっていいのよ」
ここで由佳は沈んだ空気を変えるため話題を変えることにした。
「良いの、あたし小さな頃から何度も入退院を繰り返しているでしょ、テレビカードもばかにならないのよ、だから少しでも節約しないと。それにラジオの声だけで楽しんでいた方があたしの頭の中でどんな顔をしているんだろうって想像力を膨らませて楽しむことが出来るもの。結構それも楽しいのよ」
「陽菜ほんとにそれでいいの? 病気で辛い思いしているんだから我慢する必要ないんじゃない」
「そういう訳にいかないよ、こんな病気になっちゃって迷惑かけているのはあたしなんだから」
病気になってしまっただけでも迷惑をかけてしまっていると感じている為、わがままは言えないと思い伏し目がちに言う陽菜。
「そんな迷惑だなんて思わなくていいんじゃない? さっきも言ったけどあなたは誰よりも辛い思いしているんだからその位のわがまま言ったっていいのよ」
ここで由佳は沈んだ空気を変えるため話題を変えることにした。