希望のあしたへ
この時陽菜は浮かない表情をしており、それに気付いた由佳がそれとなく尋ねる。
「どうしたの陽菜そんな浮かない顔して、翔さんが来てくれるようになったのよ、嬉しいじゃない」
「でもそれって亨兄ちゃんの退院の日が少しずつ近づいているって事でしょ、退院したらあえなくなっちゃうと思うとなんだかさみしくて」
「何言っているんだ、大丈夫だよそんな事心配しなくても。俺は退院してからも見舞いに来てやるから。だからもう顔をあげろ」
「ほんとに来てくれる?」
陽菜は不安の表情で尋ねる。
「あぁ心配するな。だけど毎日って訳にいかない、ツアーとかで来られない日もあるかもしれないしね。もちろんそういうのは足が完全に治ってからだろうけど、いずれにしても出来るだけ来るようにするから」
「うん分かった、あたしも出来るだけ我慢するね」
「ごめんな毎日来られなくて」
「ううん良いの、お仕事だもん仕方ないよ」
そんな時陽菜の表情が少しずつ晴れやかなものに変わっていくのを感じつつも由佳が申し訳なさそうに二人に声をかけてきた。
「あのーラブラブの所申し訳ないんですがあたしがいるのをお忘れなく」
その言葉に急に恥ずかしくなる二人。更に陽菜に至ってはあまりの恥ずかしさに頬を真っ赤に染め上げていた。
「どうしたの陽菜そんな浮かない顔して、翔さんが来てくれるようになったのよ、嬉しいじゃない」
「でもそれって亨兄ちゃんの退院の日が少しずつ近づいているって事でしょ、退院したらあえなくなっちゃうと思うとなんだかさみしくて」
「何言っているんだ、大丈夫だよそんな事心配しなくても。俺は退院してからも見舞いに来てやるから。だからもう顔をあげろ」
「ほんとに来てくれる?」
陽菜は不安の表情で尋ねる。
「あぁ心配するな。だけど毎日って訳にいかない、ツアーとかで来られない日もあるかもしれないしね。もちろんそういうのは足が完全に治ってからだろうけど、いずれにしても出来るだけ来るようにするから」
「うん分かった、あたしも出来るだけ我慢するね」
「ごめんな毎日来られなくて」
「ううん良いの、お仕事だもん仕方ないよ」
そんな時陽菜の表情が少しずつ晴れやかなものに変わっていくのを感じつつも由佳が申し訳なさそうに二人に声をかけてきた。
「あのーラブラブの所申し訳ないんですがあたしがいるのをお忘れなく」
その言葉に急に恥ずかしくなる二人。更に陽菜に至ってはあまりの恥ずかしさに頬を真っ赤に染め上げていた。