希望のあしたへ
【第七章】『陽菜の秘めたる想い』
数日後の午後、リハビリを終えた亨は陽菜のもとを訪れた。
「陽菜どうだ具合は、変わりないか?」
この時陽菜は亨に貰ったパソコンを開きキーボードをたたいていた。
「あっ亨兄ちゃんいらっしゃい、あたしは大丈夫よ、いたって元気」
その言葉に安心し笑顔を浮かべる亨。
「そうかそれならよかった。それより早速パソコンを使っていたんだな、小説書いていたのか? 陽菜言っていたものな」
「そうなの、書いてみたいテーマは前から決まっていたからね。でもうまく最後まで書けるか分からないわ」
「まあとにかく書いてみない事には始まらないからな?」
「確かにそうだね」
「じゃあどうしようか、邪魔しちゃいけないから今日の所は帰ろうか?」
「ううん良いの、あたしもちょうど休憩しようと思っていたところだから」
そう言うと同時に陽菜はノートパソコンのモニターをぱたんと閉じた。
「そうか? だったらいいけど……」
「それより亨兄ちゃんはリハビリどうだったの? 行って来たんでしょ」
「まぁまぁだ、まだ始めたばかりだからな? すぐに歩けるようにはならないよ」
「そうだよねぇ、明日も行くんでしょ? リハビリ頑張ってね」
「分かっているって」
ちょうどそんな時、入り口から担当看護師の矢嶋が入って来た。
「陽菜どうだ具合は、変わりないか?」
この時陽菜は亨に貰ったパソコンを開きキーボードをたたいていた。
「あっ亨兄ちゃんいらっしゃい、あたしは大丈夫よ、いたって元気」
その言葉に安心し笑顔を浮かべる亨。
「そうかそれならよかった。それより早速パソコンを使っていたんだな、小説書いていたのか? 陽菜言っていたものな」
「そうなの、書いてみたいテーマは前から決まっていたからね。でもうまく最後まで書けるか分からないわ」
「まあとにかく書いてみない事には始まらないからな?」
「確かにそうだね」
「じゃあどうしようか、邪魔しちゃいけないから今日の所は帰ろうか?」
「ううん良いの、あたしもちょうど休憩しようと思っていたところだから」
そう言うと同時に陽菜はノートパソコンのモニターをぱたんと閉じた。
「そうか? だったらいいけど……」
「それより亨兄ちゃんはリハビリどうだったの? 行って来たんでしょ」
「まぁまぁだ、まだ始めたばかりだからな? すぐに歩けるようにはならないよ」
「そうだよねぇ、明日も行くんでしょ? リハビリ頑張ってね」
「分かっているって」
ちょうどそんな時、入り口から担当看護師の矢嶋が入って来た。