.+*:゚+隣の席の君.+:゚+。.㊤
驚き
一週間たった。
今日は日曜日。
「散歩でもしようかなあ?」
この町のことを私はまだ知らない。散歩する気分になった。
玄関を飛びたした私は衝撃を受けた。
「ひ、ひ、広瀬君!!?」
そう。そこにいたのは
紛れもなく広瀬君だった。
私に気付いた広瀬君は
普通だった。ぁあ。みたいな感じでこちらを見ていた。
私は広瀬君がいたことにびっくりした。けどそれ以上に驚いたのは、どこから現れたかってとこ。
私の隣の家の表札は
『広瀬』
だった。
「久しぶり。」
真顔でそういう広瀬君。
「と、隣の家だったんだね…!?」
私は相手も知らなかったつもりでいた。
けど
広瀬君は知っていた。私が隣の家とわかっていたのだ。
「あ…だからあの時」
私は気付いた。
初めて広瀬君が私に発した言葉は
「お前転校生だろ?」
だった。
なんでわかったのか疑問だった。
そっか。そういうことか。
「どこ行くの?」
なんとなく嬉しかった。
人と話すのを自ら避けているのに
広瀬君から尋ねて来くれた。
「ちょっと散歩。この町のことまだあんまわかんないから…」
「……俺も一緒に行っていいか?」
え?今広瀬くんは何と言っていただろう。
ええええ!!?
「え、あ、うん!」
ドキドキしていた。
さっきからずっと驚いてばかりだった。
今日は日曜日。
「散歩でもしようかなあ?」
この町のことを私はまだ知らない。散歩する気分になった。
玄関を飛びたした私は衝撃を受けた。
「ひ、ひ、広瀬君!!?」
そう。そこにいたのは
紛れもなく広瀬君だった。
私に気付いた広瀬君は
普通だった。ぁあ。みたいな感じでこちらを見ていた。
私は広瀬君がいたことにびっくりした。けどそれ以上に驚いたのは、どこから現れたかってとこ。
私の隣の家の表札は
『広瀬』
だった。
「久しぶり。」
真顔でそういう広瀬君。
「と、隣の家だったんだね…!?」
私は相手も知らなかったつもりでいた。
けど
広瀬君は知っていた。私が隣の家とわかっていたのだ。
「あ…だからあの時」
私は気付いた。
初めて広瀬君が私に発した言葉は
「お前転校生だろ?」
だった。
なんでわかったのか疑問だった。
そっか。そういうことか。
「どこ行くの?」
なんとなく嬉しかった。
人と話すのを自ら避けているのに
広瀬君から尋ねて来くれた。
「ちょっと散歩。この町のことまだあんまわかんないから…」
「……俺も一緒に行っていいか?」
え?今広瀬くんは何と言っていただろう。
ええええ!!?
「え、あ、うん!」
ドキドキしていた。
さっきからずっと驚いてばかりだった。