君=花=俺∗﹡
僕が言うと、美沙はにこにこしながら

「じゃあ、いなくなっちゃっても大丈夫なんだ?」

と、僕に言った。


竜夜のいない生活。


僕はとっさに、想像することができなかった。

まだ半年くらいしか経っていないのに

竜夜のいることが当たり前になっていたのだ。
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