君=花=俺∗﹡
「…身体、へーきか?」

「……うん。」


はやく行って帰ろう、と思った。

ここは、嫌でも僕に色んなことを思い出させる。


まだ、全てを受け止めきれてなかった1年目の冬。

やっと理解できた2年目の冬。

独りってことに慣れたと思っていた3年目の冬。
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