君=花=俺∗﹡
「………着いたら起こして。」


俺にそう言って、美稀は目を閉じた。

俺はそれがひどく嬉しくて

顔の緩みを抑えることができなかった。


本当に、美稀が寝ててよかったと思った。


[竜夜side.end]
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