君=花=俺∗﹡
時間が止まったみたいに

僕の声が、その空間に響いたような気がした。


「………それって、俺のこと、好きってこと?」

「………だから、その。」

「……うん。」

「………好き、だから、よろしくお願いしますって、こと。」


こんなに声が震えたのは初めてだ。
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