君=花=俺∗﹡
ベッドで眠っている美稀を見ながら

さっきのことを思い返す。

よく見たら美稀の顔には、最近はできていなかったくまができていて

それだけ真剣に、俺のことを考えてくれたのかと思うと

不謹慎だけも、嬉しかった。


「よろしくお願いします、か。」


美稀っぽいな、と俺は思った。
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