君=花=俺∗﹡
「……んじゃあ、行くか。」

「…うん。」


僕の横に並んで、手を握る。

ひんやりした竜夜の手は、すごく気持ちいい気がする。


「…あれ、今日は離さねぇんだ。」

「……別に離してもいいけど。」

「それは俺がだめ。」

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