君=花=俺∗﹡
[放課後にて]

「それじゃ、美稀、また明日ねーっ。気をつけてねーっ。」

「…ん、ばいばい。」


僕はいつものように、美沙に手を振って

学校を出た。


「美稀。」

「…竜夜。」

「迎えに来た。ちょっと付き合って。」

「…別に、いいけど。」


案の定、竜夜は僕のことを迎えにきた。



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