君=花=俺∗﹡
「…竜夜…?」

呼びかけると、眠そうに目をこすりながら、僕の方を見た。


「美稀っ…。…よかった、目ぇ覚ましたのか。」

「…もしかして、迎えに来てくれたの…?」

「当たり前だろ?…家に、電話かかってきたんだよ。」

「…そっか。」

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