ペンギンの面接
「え~、それでは最後に、週休何日を希望しますか?」


うわぁ…話進んじゃってるよ…


「日曜日と水曜日を希望します。」


律儀な休みの取り方だな…高校生かよ…


「分かりました。面接はこれで終了です。合否に関わらず3日後にお電話しますので、いつでも出られるようにしといてください。」


「はい。ありがとうございました。」


ペタペタと歩き始めた子供みたいな歩き方しやがって…

職権乱用してでも落としてやる…ペンギンのアルバイトって、何を言われたもんか…


「とりあえず合格ですね。落とす理由もないですしね。」


えぇーーっ!?なんで、なんで!?落とす理由?たくさんあるじゃ~ん!道端の石ころぐらいたくさんあるじゃ~ん!てかあいつの種族的にもうアウトじゃ~ん!


「ちょっ…柊くん?」


「…何スか?」


呆れ顔だ(((°□°;)))!しかも『何?まだ漁師のこと引きずってんの?』みたいな顔だ!

「あれペンギンじゃん?どう見ても!」


「そうですよ?だからなんですか?」


イラッとしてるぅ
(゜∀゜;ノ)ノ


俺部長なのに…

柊くんに押されてる…てか柊くん恐いよぅ…

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