いけてない私の育てかた
そっかぁー同じクラスになったんだ。今まで以上に目を合わさないよう気をつけなくちゃ。

それから1ヶ月程たった。


私はと言えば相変わらずのボッチ。そして以外な事に入学式の日綺麗に化粧をしていた彼女も1人だった。

あんなに綺麗なのになんで1人なんだろう?

実を言うと私はあれから毎日彼女の化粧を見るのが日課になっていた。毎日毎日きちんとメイクされた顔は本当に綺麗で羨ましかった。自分とは正反対の顔を見てもし自分がああだったらと想像するのが楽しかった。


「えー、皆も高校生になって1ヶ月たってだいぶ慣れてきただろう。

そこで今日は席替えをする。

それと来週やるオリエンテーションもその新しい班で行動するからな。」


皆から一斉にブーイングがおこる。

特にゆーやんと同じ班だった子の反対の凄さときたら頭から角でも生えてきそうな勢いだった。

私は何処の席になってもあまり関係がないと言うかむしろ同じ班になった人ごめんなさい。って感じだけど。


席替えはくじ引きで決められた。


(えっとー、私は34番ね。)

黒板を見ると窓際の1つ隣の列の1番後ろ。

自分的には窓際が良かったけど1番後ろだったから少しほっとした。でもこの隣の人に悪いなぁー。逃げ場ないもんね。もし嫌なら私と交換してもらおっと。

とりあえず席について本を読んでると、


「よろしくな。早乙女さん。」
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