いけてない私の育てかた
最初こそドキドキして上手くなげられなかったけど、少しづつ慣れてくるとピンの倒れる数も増えていき、1ゲーム目が終わる頃には楽しくなっていた。
「だいぶ上手になったね。
よし、じゃあ2ゲーム目だけどせっかくだから勝負しよっか。
もちろんハンデはつけるから安心して。」
ハンデくれるなら大丈夫かな?なんて気軽にOKしてしまった。後で後悔するとも知らないで。
私のハンデはなんと100。これならいけると思ったのに終わってみれば、185 VS 56
うそっ、だって1ゲーム目は佐藤くんのスコア130くらいだったのに。
たまたま調子が良かっただけだよ。なんて言ってるけど、あの笑顔私は知ってる誰にも見せないあのどす黒い意地悪な時の笑顔だ。
「それで、何をすればいいの?」
「うーん、それは後にとっておくよ。
それより早乙女さん腹減らない?」
いやいや、私は罰ゲームのほうが気になりますけど。
でも負けは負けだよね。それに佐藤くんがそんな酷い事するとは思えないし。大丈夫大丈夫。
「うん。お腹空いたね。」
私達はボーリング場を出てイタリアンのお店に入ることにした。もちろん何故かその間ずっと佐藤くんは私と恋人繋ぎをしてね。
「だいぶ上手になったね。
よし、じゃあ2ゲーム目だけどせっかくだから勝負しよっか。
もちろんハンデはつけるから安心して。」
ハンデくれるなら大丈夫かな?なんて気軽にOKしてしまった。後で後悔するとも知らないで。
私のハンデはなんと100。これならいけると思ったのに終わってみれば、185 VS 56
うそっ、だって1ゲーム目は佐藤くんのスコア130くらいだったのに。
たまたま調子が良かっただけだよ。なんて言ってるけど、あの笑顔私は知ってる誰にも見せないあのどす黒い意地悪な時の笑顔だ。
「それで、何をすればいいの?」
「うーん、それは後にとっておくよ。
それより早乙女さん腹減らない?」
いやいや、私は罰ゲームのほうが気になりますけど。
でも負けは負けだよね。それに佐藤くんがそんな酷い事するとは思えないし。大丈夫大丈夫。
「うん。お腹空いたね。」
私達はボーリング場を出てイタリアンのお店に入ることにした。もちろん何故かその間ずっと佐藤くんは私と恋人繋ぎをしてね。