いけてない私の育てかた
「友達は、こんな事しないんじゃない?
ほのか、今日1日俺達のしたこと思い出してみて。」
今日したこと。
佐藤くんが家まで迎えに来てくれて、ボーリングして手を繋いでパスタ食べてプラネタリウムに行って……。
確かにこれって友達のすること?
「どう?」
「どうと言われても、私は男友達いたことないからこれが友達とすることなのかよくわからないよ。」
「もっとちゃんと考えてみて。
ほのかは俺としたこと譲先輩やあの矢代とか言う奴と出来る?」
「譲さんや矢代くんと?
まさか、出来ないよ。」
「クスッ。
ほら、ほのか自分で答えだしてるんじゃない?
それとも今日1日俺といたのって嫌だった?」
「嫌じゃない。むしろ楽しかったし。」
また余計な事を言ってしまったかも。
「ふーん。楽しかったんだ。
俺もほのかと一緒だ。」
えっ?驚いて佐藤くんを見るとそこには今まで見た事のない優しい笑顔の佐藤くんがいた。
その笑顔を見ていたら。
「あっ、えくぼ。」
無意識に佐藤くんの左のえくぼに触れていた。
ビクッ
佐藤くんが微かに震えたのがわかった。
「ご、ごめんなさい。」
慌てて手を引っ込めようとするとその手を握り手のひらにキスをする佐藤くん。
「初めてほのかから俺に触れてくれた。」
思いもよらない佐藤くんの言葉。
「迷惑じゃないの?」
恐る恐る聞いてみると、
「迷惑ならこんな事しないだろ?」
そう言って私の唇にキスをした。
私、今佐藤くんとキスした。
もう自分ではこれが夢なのか現実なのか分からなくなってきた。
「私の初めてのキス?
これって夢だよね?」
自分でも何言ってるんだろう。って思うけど。
「バカ、夢じゃないって分からせてやるよ。」
そう言って何度も何度も佐藤くんは私にキスをしてきた。
「でもファーストキスは今じゃないぜ。プラネタリウムでいただいたから。」
プラネタリウム?
あの時!寝ぼけてる私に何かがチュッて。
私は何も言えずにただただ口をパクパクするだけだった。
ほのか、今日1日俺達のしたこと思い出してみて。」
今日したこと。
佐藤くんが家まで迎えに来てくれて、ボーリングして手を繋いでパスタ食べてプラネタリウムに行って……。
確かにこれって友達のすること?
「どう?」
「どうと言われても、私は男友達いたことないからこれが友達とすることなのかよくわからないよ。」
「もっとちゃんと考えてみて。
ほのかは俺としたこと譲先輩やあの矢代とか言う奴と出来る?」
「譲さんや矢代くんと?
まさか、出来ないよ。」
「クスッ。
ほら、ほのか自分で答えだしてるんじゃない?
それとも今日1日俺といたのって嫌だった?」
「嫌じゃない。むしろ楽しかったし。」
また余計な事を言ってしまったかも。
「ふーん。楽しかったんだ。
俺もほのかと一緒だ。」
えっ?驚いて佐藤くんを見るとそこには今まで見た事のない優しい笑顔の佐藤くんがいた。
その笑顔を見ていたら。
「あっ、えくぼ。」
無意識に佐藤くんの左のえくぼに触れていた。
ビクッ
佐藤くんが微かに震えたのがわかった。
「ご、ごめんなさい。」
慌てて手を引っ込めようとするとその手を握り手のひらにキスをする佐藤くん。
「初めてほのかから俺に触れてくれた。」
思いもよらない佐藤くんの言葉。
「迷惑じゃないの?」
恐る恐る聞いてみると、
「迷惑ならこんな事しないだろ?」
そう言って私の唇にキスをした。
私、今佐藤くんとキスした。
もう自分ではこれが夢なのか現実なのか分からなくなってきた。
「私の初めてのキス?
これって夢だよね?」
自分でも何言ってるんだろう。って思うけど。
「バカ、夢じゃないって分からせてやるよ。」
そう言って何度も何度も佐藤くんは私にキスをしてきた。
「でもファーストキスは今じゃないぜ。プラネタリウムでいただいたから。」
プラネタリウム?
あの時!寝ぼけてる私に何かがチュッて。
私は何も言えずにただただ口をパクパクするだけだった。