いけてない私の育てかた
そして最後に
「ほのか、好きだ。
ほのかは?」
嘘、そんなのどうやって信じたらいいの?
「だって、私皆から嫌われてるし。こんな目だし。きっとこの先佐藤くんに迷惑かけちゃうよ。」
「はぁー。
俺は多分ずっと前からほのかのこと好きだったと思う。
ほのかが女子に心ない事言われて庇えなかった事をずっと謝ろうとしてたって言っただろ?
あの時からずっとほのかを見てきた。
お前って、例え皆から嫌われてても決して他人の悪口言ったりしないし、クラスの事や人が嫌がる仕事も進んでやるだろ。そう言うのってなかなか出来る事じゃないと思う。
俺が朝練で早く学校に行ってた時ほのか毎朝花壇に水をあげてただろ?ほのかのあの時の笑顔に完全にやられたんだと思う。
だから高校に入って同じクラスになれた時すんげー嬉しかったんだ。
俺は今のほのかだから好きになったんじゃない。
どう少しは信じてくれた?」
嬉しくて後から後から涙が止まらない。
ヒックヒック
「私もずっと佐藤くんの事が好きでした。
でもこんな私が佐藤くんを好きでいるなんて申し訳なくて、でも好きでいていいんだよね?」
「当たり前だろ。
嫌、ほのかが俺の事好きでいてくれたなんて凄い嬉しい。」
そう言って私の頬を伝う涙に何度も何度もキスしてくれた。
帰り道、さっき繋いでいたのと同じ繋ぎ方なのに想いが違うとまるで違う繋ぎ方みたいに感じる。
「ほのか、携帯貸して?」
なんでだろう?
不思議に思いながら携帯を渡す。
「いじっていい?」
何をするのかわからないけど、
「うん。いいよ。」
サクサクっといじって私に渡す。
「ほら、見て。」
画面を見ると、恋人と新しく作られた場所に佐藤くんのアドレスが。
「これでほのかは俺の彼女ね。」
「いいの?」
「いいに決まってる。それともほのかやだ?」
「ううん。嬉しい。」
「今度2ショットの写真待ち受けにするからな。
それと俺はほのかの彼氏なんだから佐藤くんは無しだから。」
「えっ、何て言えばいい?」
「うーん。ほのかしか呼ばない呼び方がいいかな?」
皆はゆーやんとか祐也とかだから……
「祐也くんは?」
ちょっと恥ずかしいけど。
「ほのかがそれでいいなら俺はいいよ。
それから、もう他の奴を見つめたらダメだからな。」
「えっ、何で?」
「はぁー。
ほのかに見つめられて落ちない男はいないからだよ。」
「まさかそんなはずないよー。」
「まっ、とにかく見つめていいのは俺だけだから。」
「クスッ
うん。わかった。」
「ほのか、好きだ。
ほのかは?」
嘘、そんなのどうやって信じたらいいの?
「だって、私皆から嫌われてるし。こんな目だし。きっとこの先佐藤くんに迷惑かけちゃうよ。」
「はぁー。
俺は多分ずっと前からほのかのこと好きだったと思う。
ほのかが女子に心ない事言われて庇えなかった事をずっと謝ろうとしてたって言っただろ?
あの時からずっとほのかを見てきた。
お前って、例え皆から嫌われてても決して他人の悪口言ったりしないし、クラスの事や人が嫌がる仕事も進んでやるだろ。そう言うのってなかなか出来る事じゃないと思う。
俺が朝練で早く学校に行ってた時ほのか毎朝花壇に水をあげてただろ?ほのかのあの時の笑顔に完全にやられたんだと思う。
だから高校に入って同じクラスになれた時すんげー嬉しかったんだ。
俺は今のほのかだから好きになったんじゃない。
どう少しは信じてくれた?」
嬉しくて後から後から涙が止まらない。
ヒックヒック
「私もずっと佐藤くんの事が好きでした。
でもこんな私が佐藤くんを好きでいるなんて申し訳なくて、でも好きでいていいんだよね?」
「当たり前だろ。
嫌、ほのかが俺の事好きでいてくれたなんて凄い嬉しい。」
そう言って私の頬を伝う涙に何度も何度もキスしてくれた。
帰り道、さっき繋いでいたのと同じ繋ぎ方なのに想いが違うとまるで違う繋ぎ方みたいに感じる。
「ほのか、携帯貸して?」
なんでだろう?
不思議に思いながら携帯を渡す。
「いじっていい?」
何をするのかわからないけど、
「うん。いいよ。」
サクサクっといじって私に渡す。
「ほら、見て。」
画面を見ると、恋人と新しく作られた場所に佐藤くんのアドレスが。
「これでほのかは俺の彼女ね。」
「いいの?」
「いいに決まってる。それともほのかやだ?」
「ううん。嬉しい。」
「今度2ショットの写真待ち受けにするからな。
それと俺はほのかの彼氏なんだから佐藤くんは無しだから。」
「えっ、何て言えばいい?」
「うーん。ほのかしか呼ばない呼び方がいいかな?」
皆はゆーやんとか祐也とかだから……
「祐也くんは?」
ちょっと恥ずかしいけど。
「ほのかがそれでいいなら俺はいいよ。
それから、もう他の奴を見つめたらダメだからな。」
「えっ、何で?」
「はぁー。
ほのかに見つめられて落ちない男はいないからだよ。」
「まさかそんなはずないよー。」
「まっ、とにかく見つめていいのは俺だけだから。」
「クスッ
うん。わかった。」