お菓子な男の子
テスト範囲表を見に行くと、そんなに範囲は広くない。今年最初のテストだし、中間考査はさほど難しいものでもないし……どうにかなりそう。
携帯を見ながらワナワナふるえているリンゴに優しく声をかける。
「大丈夫だよ、リンゴ。今日から計画立ててけば大丈夫だから」
「無理だよムリムリ‼ぜ~ったい今日からなんてできないっ‼」
「なんで!?テスト勉強ごときにななんでそんなに頑ななの!?」
「だって見てよ‼このメール‼」
目の前にリンゴの携帯のメール画面が広がる。
「リンゴちゃん先輩、本日部活です…アンちゃん先輩と一緒に必ずきてくださいね…来なければどうなるか…待ってますね………か。うちら、なんか敵視されてない?」
差出人は花梨ちゃん。
「うえ~ん‼怖いよ、アンちゃ~ん‼花梨が怖いよ~っ‼」
「なんでリンゴのメールアドレスを知ってるんだろ」
「……あれ?なんで知ってるの?」
いろいろ疑問は残るわけだけど。
「ま、話戻すけど、部活終わったらフツーに勉強すればいいじゃん」
「……無理だよムリムリ‼ぜ~ったい今日からなんてできないっ‼」
「だからなんで!?」
ただ勉強をしたくないリンゴは、最後まで頑なでした。
携帯を見ながらワナワナふるえているリンゴに優しく声をかける。
「大丈夫だよ、リンゴ。今日から計画立ててけば大丈夫だから」
「無理だよムリムリ‼ぜ~ったい今日からなんてできないっ‼」
「なんで!?テスト勉強ごときにななんでそんなに頑ななの!?」
「だって見てよ‼このメール‼」
目の前にリンゴの携帯のメール画面が広がる。
「リンゴちゃん先輩、本日部活です…アンちゃん先輩と一緒に必ずきてくださいね…来なければどうなるか…待ってますね………か。うちら、なんか敵視されてない?」
差出人は花梨ちゃん。
「うえ~ん‼怖いよ、アンちゃ~ん‼花梨が怖いよ~っ‼」
「なんでリンゴのメールアドレスを知ってるんだろ」
「……あれ?なんで知ってるの?」
いろいろ疑問は残るわけだけど。
「ま、話戻すけど、部活終わったらフツーに勉強すればいいじゃん」
「……無理だよムリムリ‼ぜ~ったい今日からなんてできないっ‼」
「だからなんで!?」
ただ勉強をしたくないリンゴは、最後まで頑なでした。