お菓子な男の子
「別にチヨ先輩に話すことはないし」
「こいつが杏奈を、親のいない自分ちに連れてこうとすっから」
「どういうこと?マシマリョくん?」
あやしい雲行き、再来……
てか私も知りたい。真島くんが私を連れていこうとしたワケ。
「チヨ先輩たちには関係ないけど……今回のボランティア内容、僕と杏奈ちゃんは月曜日までにポスター作ることになってて。このままじゃ間に合わないから僕んちでやろうと思っただけ」
あっ……そういうことだったんだ。真島くんはちゃんと考えてて……
一瞬でも変なこと思った自分が恥ずかしい……
「だったら始めから言え!あの流れだとお前が、杏奈を、その……」
「何変なこと妄想してるの?願望?」
「う、うるせぇ‼‼」
さっきまでの真島くんと斗真の会話の内容が気になる。
「ま、最終的には金平の妄想通りになる予定だったんだけどさぁ」
「お前、さっきから俺にだけ態度違くねぇか?」
「でもそれもお前のせいで台無し」
「何こそこそ話してんのかな?」
真島くんに一方的につっかかる斗真の図。そこに千夜先輩が加わる。
自分から遠ざかる千夜先輩を、花梨ちゃんは怪訝そうに見ている。
真島くんは不機嫌そうな顔で口を開いた。
「別に」
「じゃあ話進めるけど、ポスターってイベント紹介のやつでしょ?作るって何枚?」
「あと5枚」
「いつまでだっけ」
「月曜日」
「それは2人じゃ無理だな。よし、今からみんな俺んちに集合!」
「「「「はぁ!?」」」」
斗真と真島くん、私と花梨ちゃんの気持ちが、初めて1つになりました。
リンゴ?なんか騒動に飽きたみたいで、転んだまま寝てます……。
「こいつが杏奈を、親のいない自分ちに連れてこうとすっから」
「どういうこと?マシマリョくん?」
あやしい雲行き、再来……
てか私も知りたい。真島くんが私を連れていこうとしたワケ。
「チヨ先輩たちには関係ないけど……今回のボランティア内容、僕と杏奈ちゃんは月曜日までにポスター作ることになってて。このままじゃ間に合わないから僕んちでやろうと思っただけ」
あっ……そういうことだったんだ。真島くんはちゃんと考えてて……
一瞬でも変なこと思った自分が恥ずかしい……
「だったら始めから言え!あの流れだとお前が、杏奈を、その……」
「何変なこと妄想してるの?願望?」
「う、うるせぇ‼‼」
さっきまでの真島くんと斗真の会話の内容が気になる。
「ま、最終的には金平の妄想通りになる予定だったんだけどさぁ」
「お前、さっきから俺にだけ態度違くねぇか?」
「でもそれもお前のせいで台無し」
「何こそこそ話してんのかな?」
真島くんに一方的につっかかる斗真の図。そこに千夜先輩が加わる。
自分から遠ざかる千夜先輩を、花梨ちゃんは怪訝そうに見ている。
真島くんは不機嫌そうな顔で口を開いた。
「別に」
「じゃあ話進めるけど、ポスターってイベント紹介のやつでしょ?作るって何枚?」
「あと5枚」
「いつまでだっけ」
「月曜日」
「それは2人じゃ無理だな。よし、今からみんな俺んちに集合!」
「「「「はぁ!?」」」」
斗真と真島くん、私と花梨ちゃんの気持ちが、初めて1つになりました。
リンゴ?なんか騒動に飽きたみたいで、転んだまま寝てます……。