メガネ殿とお嫁さま
要くんたちに
ひっぱられ、
とうとうテラスに出てしまった。
「理太ちゃん!
ハッピーバースデー♡
これは私たちからだよ。」
そう言って、
封筒を出したのは、
園山 翠(そのやま みどり)。
もう、大人にしか見えない
成熟した女の人だ。
長い髪は、お嬢様らしく縦巻きに巻かれ、
化粧を完璧に施している。
そして、
驚くほど頭がキレる。
もう、長年働くキャリアウーマンのような貫禄がある。
しかし、僕より年下の2年生だ。
でも、「翠さん」と
どうしても呼んでしまう。
明治時代、洋式でありながら、
日本の技術を終結させた、
園山ホテルの創立者を
先祖に持つ。
今や世界中に立つホテル
世界のSONOYAMAの名を
知らないものはいないだろう。
彼女はすでに
経済の才を開花させ、
女子高生トレーダーとして、
常にその動向は、
世界から注目を受けている。
僕は、翠さんから、
受けとった封筒を開いた。
…。
写真とキーカードが
入っている。
「え。何?」
僕は分からず聞いた。
写真には、
高級時計とアクセサリー、
高級そうな服、馬の置物が、
園山のスウィートルームに
置かれてる写真だった。
「だから、みんなからの
バースデープレゼントだよ。
馬の置物でかくてさ、
部屋ごとあげる。
いつでも使って。」
僕は、翠さんと写真を
交互に見た。
ひっぱられ、
とうとうテラスに出てしまった。
「理太ちゃん!
ハッピーバースデー♡
これは私たちからだよ。」
そう言って、
封筒を出したのは、
園山 翠(そのやま みどり)。
もう、大人にしか見えない
成熟した女の人だ。
長い髪は、お嬢様らしく縦巻きに巻かれ、
化粧を完璧に施している。
そして、
驚くほど頭がキレる。
もう、長年働くキャリアウーマンのような貫禄がある。
しかし、僕より年下の2年生だ。
でも、「翠さん」と
どうしても呼んでしまう。
明治時代、洋式でありながら、
日本の技術を終結させた、
園山ホテルの創立者を
先祖に持つ。
今や世界中に立つホテル
世界のSONOYAMAの名を
知らないものはいないだろう。
彼女はすでに
経済の才を開花させ、
女子高生トレーダーとして、
常にその動向は、
世界から注目を受けている。
僕は、翠さんから、
受けとった封筒を開いた。
…。
写真とキーカードが
入っている。
「え。何?」
僕は分からず聞いた。
写真には、
高級時計とアクセサリー、
高級そうな服、馬の置物が、
園山のスウィートルームに
置かれてる写真だった。
「だから、みんなからの
バースデープレゼントだよ。
馬の置物でかくてさ、
部屋ごとあげる。
いつでも使って。」
僕は、翠さんと写真を
交互に見た。