no life no color
「それにね君の友達はどうなんだい?他のチームと繋がってない保障はあるのかい?」
「それは...」
わからない。あの三人は情報が豊富。
どこかで繋がっているかもしれない。
「わからないでしょ?だからねお願いがあるんだ」
ギャル以外にお願いを頼まれたことはない。
これは悪いお願いなのかもしれない。
「このお金を誰にも見つからずにあのホテルの最上階に居る人に届けてほしいんだ」
この話前にも聞いたことがある、私が友達から外されるのが怖くて
引き受けた依頼。あのときは体で稼ぐだったけど
「どうして私がこれを?」
「大丈夫、この前みたいにはならないからさ、俺の知り合いがここにいるんだ」
この人...この前にはならないってどうして知ってるんだろう
「なんで知ってるか?って顔したよね、俺はここのトップだよ町の事件知ってないわけがないさ、それにあのおじさんは誰かに消されたよ」
「消された?」