no life no color
お金を渡したことをシロさんに報告しに倉庫に戻った。
「お疲れ。珍しい人に会えたでしょ?」
「珍しい人?」
「そうそう、あれ知らない?」
「知りません」
そうだあの人のこと何もしらない。
「へぇ、疎いんだね。ニュースとか見ないタイプでしょ?」
図星だ。あらゆることに興味持たなくなった私はニュースも見なくなった。
ギャルの話は聞いているはずだが
あの人の名前は知らない。
あの人のうわさも今度聞こう
「まぁいいんだけどね。多分もう二度と会わないと思う。だってアイツ人に興味ないし
女を好ましく思ってないからね」