no life no color
策士の顔
何回も釘を刺されたあと



「送る」とシロさんが後をついてきた。



何回も断ったが危ないからとしぶしぶ送られた。




「ありがとうございます」

「いいよいいよ。明日学校頑張ってね、って俺もユノちゃんと同じ学校なんだけどね」

「え、そうだったんですか」

「あんまり来てないけどね」











翌日学校に行くとギャルたちが興味津々でアジトのことを聞いてきた。




「ねぇねぇユノ~聞いてくれた?」




その後ろで教室の扉の前で睨んでいた。



よく聞こえる耳だ。




「ごめん、わかんなかった」

「あっユノちゃ~ん」



さっきとはまるで違うヘラヘラした笑顔でこっちに向かってくるリキさん




「ユノちゃんのこと借りるね~」

「えっ私は~?」

「今夜部屋でゆっくりね」

「リキったらぁ////」



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