彼女の願いを【短編】
ある朝、目が覚めると二人の願いは既に成就されていた。
勿論、初めは混乱したが自らが望んだことゆえに徐々に状況を飲み込み、俺は深く神に感謝した。
彼女も初めは混乱と喜びのあまりか泣き出してしまったりもしたが、俺が時間をかけて優しく頭を撫で続けているとそのまま泣き疲れ眠り、その後は落ち着きを取り戻し、叶った願いを神に感謝した。。
そのおかげで二人は片時も離れずに暮らすことができるようになった。