さよならだね。
、、翌日。
朝起きると、3時に迎えに行く、と愁くんからメールがきていた。
3時か〜、、
けっこう時間あるな〜。
あたしはそこで昨日のことを思い出し、いたたまれずに優華に電話をかけた。
昨日の出来事をこと細かに優華に説明する。
「〜〜〜って感じで、あたし何がなんだかわかんなくて。」
「はあ〜〜〜。」
もう耳にタコってほど聞いた、優華の盛大なため息が聞こえる。
「立花さん、かわいそう。」
「えっ?うそ?なんで?やっぱりあたしが何かまずいことしたかな?」
あたしがそう聞くと、優華はもう一度盛大なため息をついて話す。
「あんたね〜!それは完璧に立花さんが我慢してくれてんのよ!そういうの抑えてくれてんの!」
「えええっ!そうなの?」
「当たり前でしょ〜?そんで、歯止めが効かなくなりそうだったから、慌てて帰ってっちゃったのよ!」
優華にそう言われると、あたしは自分がひどいことをしてるみたいで、罪悪感がのしかかった。