さよならだね。




「遅くなってすいません。」


合コン相手の女子大生達が入ってきた。



うわ、やっぱ若いな、女子大生。

そう思いながら、1人1人に目をやった。




ドキンっ、、、


ん、、?なんだこれ。

急に俺の胸が大きな音を立てた。



うそだろ?

まじかよ、、




俺の視線の先にいる女の子。

その子から目を離せなくなる俺。




そう。

俺はあのとき、一目見たときから、ゆらのことが好きだったんだ。


緊張を隠しきれてない表情で、どこか嫌そうな表情で座ったゆら。

どこか落ち着かない様子でソワソワしてて、、

大きな目が特徴的で、小動物みたいな印象だった。



自己紹介のとき、みんなが話してんのにどこかうわの空みたいな顔して、自分の番がきたらすげー緊張して話してるのがこっちまで伝わってきて、


可愛いって、俺は素直にそう思ったんだ。




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