さよならだね。



でも恥ずかしいあたしは、そう簡単にできやしない。


「無理〜!さっきしたでしょ!」


「さっきのは心が傷ついたから。今度のはニンジン食べれたご褒美。」



なにそれ〜〜!

かわいすぎるよもう!



「ん。早く。」

愁くんは目を閉じる。


あたしは愁くんのかわいさにやられ、もう一度触れるだけのキスをする。





「だから足りないってば。」


あたしが唇を離すと、あっという間に逆転して、

あたしがソファーに押し倒され、愁くんが上からあたしを見下ろす。



「愁く、、」


あたしが話すよりも先に、愁くんがあたしの口を塞ぐ。



「んっ、、待っ、て、、」


あたしは必死に愁くんを押す。



でも愁くんはおかまいなしでキスを続け、あたしの体に触れる。



< 188 / 444 >

この作品をシェア

pagetop