さよならだね。
「、、待っ、て!」
やっと愁くんが一度動きを止める。
「なに?もう待てないんだけど。」
男の人だけど、愁くんの目が色っぽすぎるよ。
「だ、だって、、明るいから恥ずかしい。」
あたしがそう言うと、愁くんはあたしを抱き上げ、月明かりがあるだけの暗い寝室に連れて行く。
ベットにそっとあたしを降ろす。
「もう待ったなし。」
「う、うん。」
それから愁くんは、いっぱいいっぱい愛してくれた。
そのあとしばらく、愁くんに抱きしめられる形でベットに横になっていた。
「愁くん?」
「ん?」
「プラネタリウム見たいな。」
「いいよ。」
愁くんはベットから出ると、近くの棚の上に置いてある小さな丸い機会を持ってきて、ベットサイドのテーブルに置き、電源を入れる。
すぐにベットに入って、またあたしを抱きしめる。