さよならだね。



あたしが微笑むと、愁くんが頭をくしゃってなでてくれて、嬉しそうに笑ってくれる。


それだけで、あたしの心は温かく満たされるんだ。




「気に入ってくれた?」


「うん。すげー感動した。」


「ほんと?良かった〜!ふふふ!」



愁くんが嬉しいとあたしも嬉しい。

愁くんが笑うとあたしも笑う。


愁くんはあたしの鏡みたいだね。





愁くんと2人、あたしの作ったディナーをゆっくり食べる。


会えなかった1週間の間のことを話したりしながら。


たった1週間だったのに、愁くんが遠くにいるって思うと悲しくて、出張で忙しいからいつもより連絡が思うようにとれなくて寂しくて、、


あたし、愁くんがいないと全然だめなんだな〜って思った。




気づいたら愁くんのこと好きになってて、、

気づいたら愁くんがあたしの中でどんどん大きくなってて、、

気づいたら愁くんなしではいられないあたしになっていた。



大好きって言葉じゃ足りないくらい、あたしは愁くんのこと愛しちゃってるのかなぁ、、。


愁くんにとっても、あたしはそんな存在になれてるかな?


そうだといいなぁ、、。



< 194 / 444 >

この作品をシェア

pagetop