さよならだね。
夢で会う女の子 ~ 愁 side ~
目を開けた瞬間、体中に痛みが走る。
真っ白な天井。
口元に何かマスクがつけられてる。
なんだ、、?
「愁!よかった!あなた、先生を呼んで!」
「ああ!」
なんで、、おふくろと親父が、、
ああ、そうか、、
俺、事故に遭ったんだっけ、、?
でも、どこでどうやって事故に遭ったか、いまいち思い出せない。
それからすぐに医者と看護師がきて、それからはいろんな検査を受けた。
とにかく体中が痛い。
痛み止めを打ってもらい、ベッドにもたれて座ってた。
夜になり、誰かが病室をノックした。
「愁!よかった、、」
入ってきたのは、海斗。
それから、、誰だ?
見覚えのない、若い女の子が2人、、。
「そちらは?」
俺が聞くと、海斗は何言ってんだよって、2人のうち1人の子を引き寄せ、ベッドわきに近づけた。