さよならだね。




「朝から。」




あたしが一言だけ呟くと、2人はまたもや大盛り上がり。






「え!朝から連絡きたの?なんてなんて?」



優華はテーブルに身を乗り出す。





「脈ありまくりだよ〜!早く内容教えて!」



美奈は嬉しそうに手を叩く。







「えーっと、『昨日は楽しかったよ。ありがとう。』ってメールが。」



「で?ゆらはなんて返したの?」




続きが気になって仕方ない優華は、少しせっかちな性格。





「いや、まだ返してないけど。」



「え〜!なんで〜?今すぐ返しなよ!ゆら!」





美奈まであたしをまくしたてる。



優華に似てきたな〜全く。




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