さよならだね。



「二人とも本当にありがと。ちゃんと考えて、頑張ってみる。」


「あたしと海斗にできることあったら、なんでも言ってね?」


「あたしと幸も、いつだってゆらのこと見守ってるからね〜!もちろん優華のことも!」


「うん!あたしのせいで暗くなっちゃったね。さっ、パーティー再開しよ!」





あたしは本当に恵まれてる。



こんな素敵な友達がいる。


いつだって、どんなときだって、あたしのために泣いたり笑ったりしてくれる友達。


ときには、ちゃんと叱ってくれて。



本当に、、最高だよ、二人とも。





愁くん。



愁くんも、一人じゃないよね?


原口さんはもちろん、他の友達だっているよね?


誰かそばにいてくれてるよね?



一人で苦しんでないよね?



それが、いますごく心配だよ。




もし、迷惑じゃなかったら、、


近いうちに連絡してもいいかな?


会いに行ってもいいかな?




もう、待つのはやめにするよ。



いつだって、愁くんから迎えに来てくれた。



だからね?


今度は、あたしから、愁くんを迎えに行くことにする。



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