さよならだね。



「俺はもう二度とゆらを悲しませたりしない。絶対、ゆらを幸せにするから。ゆらを幸せにするのは、俺であってほしいんだ。」




嬉しいなんて、そんな言葉じゃ足りないよ。



大好きな人に、


愛する人に、


こんなこと言ってもらえるなんて。





「ゆら。これから先、どんなことがあっても、俺はずっとゆらといたい。ゆらと一緒に生きていきたい。ゆらと二人で、一緒に歩いて行きたいんだ。」




ああ、もう、、


涙で愁くんの顔がよく見えないよ、、。



しっかり愁くんの目を見たいのに、


愁くんがそんなこと言うから、涙が溢れて止まらないよ。






「ゆら。俺と、結婚してください。」





えっ、、うそ、、



いま、愁くん、なんて、、



結婚、、?


結婚してくださいって、、言った?


言ったよね、、?



、、信じられない。




あたしは、夢を見ているの、、?



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