【完】いいかげん俺を好きになれよ

「じゃあ、とりあえず詳しい話は政輝の家で!

行こう、美優」


「うん」



そしてみんなで政輝の家まで歩いて行った。


歩きながら、意外と距離があることに気がついて

こんな距離をわざわざ汗だくになりながら走って来てくれたアユを思ったら本当に申し訳なくなった。


結局往復させちゃったし…(笑)



こんなふうに心配してくれる友達のためにも、今度から気をつけようと心の中で深く反省する。


みんな…ごめんね…。



「ところで…さっきからずっと気になってたんだけど…」



すると急に絵里が振り返った。



「それってまさかキスマーク?

首の…」


「…えっ!?」


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