病院嫌い
次の日
『彩夏、これなんかどう? 彩夏に似合いそうだけど』
花菜はワンピースを手にとってそう言う。
『わあー 可愛い。 ちょっと試着してみるね』
『うん』
私は今、花菜といっしょにショッピングに行ってデートのための服を選んでもらっている。
『花菜、どう?』
『すごく可愛いくて大人っぽいよ。 あと、この靴なんかどう?』
花菜は可愛いくて歩きやすそうな靴を選んでくれた。
『可愛い、さすが花菜センスがいい』
『そんなことないよ。 それよりデート頑張ってね』
『うん、ありがとう』
私たちはそのあといろいろなお店をまわってから家に帰った。