病院嫌い
『花菜、待たせてごめん』
『全然いいよ。 それよりこの人が彩夏の彼氏』
『うん』
『すごい! カッコいい 』
花菜がそう言うと春樹が口をひらいた。
『俺は、彩夏の彼氏の山口 春樹 よろしく』
『こちらこそよろしくお願いします。
それから今日はおじゃましました。
そろそろ帰ります。 ありがとうございました。』
『花菜、ご飯食べていかないの?』
『うん、そろそろお母さんが帰ってくるから大丈夫。
いろいろとありがとう。 じゃあ、またあしたね。
バイバイ』
『バイバイ』
花菜は帰っていった。