病院嫌い
幸せ
あれから、春樹が勉強とかを教えてくれたおかげで無事に医大に受かった。
今日は卒業式だった。
今は、学校からの帰り道を花菜といっしょに歩いている。
これでこの道を歩くのも最後になるのか。
そう考える少し寂しいなあ。
分かれ道になると………
『彩夏、また時間があったら会いたいね。
じゃあ、バイバイ。』
『うんっ。 バイバイ』
春樹に早く会いたくていつもの道を急ぎ足で歩いて帰った。
『ただいま』
そう言って部屋に入ると春樹が玄関まできてくれた。
『おかえり、卒業おめでとう。 話があるからちょっときて』
春樹そう言って私の手を引っ張って部屋に入った。