病院嫌い
春樹 side
朝起きたら少し体が重たかった。
俺はそのまま仕事に行った。
『春樹、おはよう』
俺にあいさつをしたのは俺の友達の昌也だ。
『おはよう』
なんか起きたときより具合が悪くなっている気がする。
『春樹、具合悪いよな。 熱を計れ』
そう言って俺に体温計渡した。
ピッピッピピ
39℃3分
その数字を見てさらに頭が痛くなった気がする。
『おまえ、今日は仕事を休んで寝ていろ。 春樹の担当患者は俺が見るから。』
『ありがとう』
こんな状態じゃ仕事なんかできないから休むことにした。