病院嫌い


『もう、不意打ちなんて、ひどいよ』



そう言いながらも顔がすごく熱くなっていることがわかる。



『彩夏が可愛い顔をしているから我慢できなくなった。
彩夏、大好きだよ。』



嬉しすぎて涙が出てきた。



『彩夏、なんで泣いているんだ。大丈夫か』



心配そうに私に言った。



『春樹が嬉しすぎる言葉を言うからだよ。
私も春樹のことが大好き』



そう言うと優しく抱きしめられた。



幸せ



そのあとも病室で甘い時間を過ごした。



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