病院嫌い
病院の駐車場に着いた。
彩夏はさっきからボーッとしている。
可愛いなあ。
『彩夏、ちょっといい』
そう言って彩夏を抱き上げて車に乗せた。
『春樹、車くらい自分で乗れるよ。』
赤い顔をしながら彩夏はそう言う。
『彩夏がボーッとしているからだろ。
それに彩夏が可愛い顔をしているからつい抱きたくなった。』
『ありがとう。春樹のこと大好き』
チュ
彩夏にキスされた。
『ちょっと、彩夏いきなりはやめろよ』
じゃないと俺、理性が壊れるよ。
でも、ここは病院の駐車場だからおしおきは家に帰ってからだな。